ロゴに込めた次のステージへの意志——リブランディングを振り返って

 

長年一緒にブランドをつくってきたデザイナーのサイトに、私たちのリブランディングプロジェクトが事例として掲載されました。

2010年に「オーソリティー空調」として創業してから、事業領域の広がりとともに会社のかたちも変わってきました。その節目となった社名変更と、それに伴うブランド刷新のプロジェクトが、こうして一つの作品として残っているのを見ると、感慨深いものがあります。

 

掲載いただいたのは、ブランディング・デザインのプロフェッショナル「PROGLE」

今回事例として掲載してくださったのは、アートディレクター・デザイナーの河村侚さんが率いるブランディング・デザインユニット、PROGLE(プログル)です。

PROGLEは、河村さんとクリエイティブディレクター・デザイナーの一ノ瀬暁火さんの2名によるユニットで、2018年に設立されました。ブランドの本質を言語化し、戦略とデザインの両面から「伝わるかたち」へと落とし込むことを得意としています。

今回のリブランディングでは、河村さんを中心に、MVV(Mission・Vision・Value)の策定からネーミング開発、ロゴデザイン、VIガイドラインの制作まで一貫してお任せしました。ブランド戦略の根幹に関わる部分には一ノ瀬さんにも携わっていただいています。

 

ゼロから一緒につくり上げたブランド

今回のプロジェクトは、社名変更前の「オーソリティー空調」時代のロゴ制作からはじまった長いお付き合いの、一つの集大成でもあります。

2025年末の社名変更に合わせて「AUTHORITY CREATIVE Works」という新しい名前とロゴが完成し、2026年1月の全社決起集会を経て、新しいブランドとしての運用が本格スタートしました。その決起集会には河村さん、一ノ瀬さんにもお越しいただき、これまでの関わりをお話しいただきました。

 

「見た目」の奥にあるもの

ロゴやブランドって、完成したものだけ見ると「デザインの話」に見えると思います。でも実際には、会社が何者で、どこへ向かうのかという問いに向き合う作業も先にあり、その答えをカタチにしたものがロゴだなと、今回あらためて感じました。

空調や内装の仕事も、完成した空間だけを見れば「きれいな仕上がり」に見えます。でも、その裏には見えない部分の積み重ねがある。デザインも施工も、表に出ない部分の密度が、最終的な質を決めるのだと思っています。

そういう意味で、今回のプロジェクトは単なる「ロゴをつくった」という話ではなく、私たちが次のステージへ進むための地図を描く時間だったと感じています。

 

ブランドは、育てていくもの

新しい社名とロゴが完成してから数ヶ月が経ちました。使い続けていくうちに、少しずつ自分たちのものになっていく感覚があります。

ブランドは、つくった瞬間に完成するのではなくて、日々の仕事や行動が積み重なり、人の中にイメージが生まれてはじめて本物になっていくものだなと感じています。

これからも、じっくりと、オリジナルのかたちで育てていけたらと思っています。